恋の悩み相談室?


ここ数日、らんるはもやもやとした気持ちを胸に抱きながら、生活をしていた。
らんるは幸人の顔を見るだけでもやもやした気持ちが増していた。
らんるはこのもやもやとした気持ちをすっきりさせるべく自分のパートナーであるプテラノドンに相談しようと話し掛ける。

「ねえ、プテラ。」
「何プラ?」
「なんかわかんないけど、こう、胸の中がもやもやしてすっきりしないの。どうしてかな?」
「もやもやプラ?」
「そう」
「わかったプラ!!」
「え、なに?」
「それって恋プラ!」
「え、恋?私が誰に恋してるって言うのよ!?」

らんるは顔を赤らめながら、プテラに反論する。
プテラはくすくすと笑いながら、ずばりその人の名をらんるに告げる。

「幸人さんプラ!」

らんるはプテラの言葉に固まる。しかし・・・図星だった・・・。

凌駕やアスカの顔を見ても、こんな気持ちにはならないのに、
幸人の顔を見るだけでもやもやとした気持ちになるはわかっていたけど、他の人(この場合爆竜だが)からずばり言われてしまうとやはり戸惑う。

「どうしたらいいのかな?」
「それはプラ・・・」
「それは?」


同じ頃、幸人もらんるに対してもやもやした気持ちを抱いていた。
こちらは自分はらんるに恋をしていると多少自覚はしていたが・・・。

いつも自分からではなく相手から好かれることがほとんどだったので、幸人はこの気持ちには戸惑っていた。
他人に相談することは自分のダンディズムに反すると思い自分の中にしまっておいたが、耐え切れずとうとう自分のパートナーに相談してみる。

「おい、トリケラ」
「幸人さん、何ですケラ?」
「・・・いや、なんでもない」
「途中で止めないで下さいケラ」
「・・・・わかった。・・・・その、お前、恋をしたことがあるか?」
「え!?」

トリケラは幸人から出た意外な言葉に驚き、固まる。

「・・・・だから、恋をしたことがあるのか聞いてるんだ」

幸人は珍しく顔を赤くしてトリケラに照れを隠すように強い口調で尋ねる。

「はい、一応、爆竜並みにはしましたケラ」
「爆竜並み?」
「あ、幸人さんたちの言葉で言うと人並みですケラ」
「ああ、そうか」

幸人はこいつに相談していいのかと思い、黙り込む。トリケラは黙り込む幸人に声を掛ける。

「どうしたんですケラ?」
「それはお前が惚れたのか?」

「はい♪とっても可愛い子でしたケラ。どうしてそんな事聞くんですケラ?幸人さん」
「いや・・・その・・・どうしたのか聞いてみたくて・・。このもやもやとした気持ちをすっきりしたくて・・・」

いつも自信に満ち溢れている幸人の声が段々と小さくなっていく。トリケラはその原因となっている人の名を幸人に告げる。

「らんるさんケラ?」

幸人はその名を聞いて顔を真っ赤にして俯く。トリケラはくすりと笑い

「そんなの簡単ですケラ!」
「簡単?どうすればいい?」
「それはケラ・・・」
「それは?」


プテラとトリケラがほぼ同時に発した言葉。

『幸人さんに好きって言うプラ』 『らんるさんに好きって言うケラ』

他の場所でそれぞれパートナーからその言葉を聞いた幸人とらんるは大きく溜息をつく。

そして二人が同時に思ったこと・・・

『そんなに簡単だったら相談なんかしてないって』




今回はちょっとギャグで攻めてみました(爆)
話から行くと『恋の予感』の後ぐらいかな